ピンポンの(療)育への取り組み(集団意識を持ち、個別に対応する)

子どもたちがお互いの存在を意識し、集団行動ができるように個別に取り組んでいます。
保護者の方から子どもさんの様々な課題をおうかがいし、保護者の方と連携しながら課題に取り組みます。

例えば「身辺自立を身につける」

靴を自分で脱げる・履ける

  • 自分の靴は自分の下駄箱にしまい、履く時は自分の下駄箱から出して履けるよう、写真やテープ(色分け)、文字を使い、それぞれの子どもがわかりやすい環境配備に努めます。

排泄が自分でできる・排泄のサインを自ら出せる

  • 排泄を自分でできるように時間を決めてトイレに誘導し、排泄ができるように支援します。
  • 本人に排泄の感覚、間隔を理解してもらい、自ら排泄を訴えられるよう支援します。

団体行動ができる

  • 先の見通しがわかるように時間割(自由な時間、音楽の時間、体操の時間、おやつの時間、お昼の時間、創作活動の時間、外出の時間など)を提示し、メリハリを持って過ごせるように支援します。
  • 天気が良い日はみんなで外(イベント、公共施設など)へ出かけ、団体行動ができるように支援します。

コミュニケーションを図る

  • 「おはようございます」、「さようなら」を学校と同じように言えるように支援します。
  • 会話が難しい子にはジェスチャーを用いるなど、その子に合わせたコミュニケーション方法で意思の疎通を図ります。
  • 音楽の時間を通じてみんなで唄ったり踊ったりして、子供たちがお互いに意識しあったり、コミュニケーションが図れるように支援します。
  • 創作活動の1つでみんなが手分け(紙をちぎる、のりをつける、紙に貼る、淵を作るなど)をしてみんなで一つの張り絵を完成できるように支援します。

食事・食事の準備・片づけ、整理整頓

  • 昼食・おやつ前に自分で手を洗い、自分のお弁当を準備できるように支援します。
  • 昼食後は「自分でお弁当を片づけられる」、「使ったテーブルを拭く」ように支援します。
  • 自分が遊んだ遊具や本は自分で片づけられるように支援します。

その他

  • 個別に問題を作成し時計の見かたや、足し算、引き算ができるように支援します。
  • 箸の使い方、スプーン・フォークの使い方を支援します。
  • ペットボトルのフタや洗濯バサミなどを使って指先の訓練を支援します。

創作活動

日中の創作活動として切り絵や刺し子、お絵かき、箱の組み立てなど、子どもたちが好きな物に取り組んでいます(下記の写真は創作活動で作成した子どもたちの作品です)。

音楽会

音楽の演奏に合わせてみんなで一緒に歌っています。

手作りギターでジングルベルを弾きました♪

 
 
 
 
 
 

保護者の皆様からの感想

  • 大好きなピンポンが励みになって困難なことにも頑張れるようです。これからも優しく厳しく明るい笑顔でお願いします。
  • 開設の時からもう4年間お世話になっています。ピンポンが好きで日曜日は朝から「ポン、ポン」と言って自分から行こうとせがむほどです。よく面倒を見てくれる上の学年のお子さん達に囲まれ、ゆったりと過ごさせていただいています。
  • 放課後等デイサービスを利用させていただき1年が過ぎました。最初のころは子どもたちが楽しく過ごしているか心配でしたが、支援員さんがとても可愛がって支援をしてくださっているので毎回利用させていただき感謝しています。これからもピンポンでたくさんの刺激を受け、いろいろな経験の中で子どもが成長していくことを願っています。

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